世界的マネジメント誌「DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー」2026年1月号(2025年12月10日発売)において、日本の組織開発コンサルティングファームMindset, Inc.代表・李英俊氏のインタビューが掲載されました。テーマは、大企業のイノベーションを妨げる「サクセストラップ」と、変革を牽引する次世代リーダー育成です。

同号の特集は「次世代リーダー育成の要諦 ─ 不確実性を強みに変える組織開発の実践」。社会・経営環境の不確実性が常態化するなか、従来型研修では変革人材が十分に生まれていない現状を指摘し、「レジリエント(変化に強い)な組織開発」の必要性を示しています。李氏は、多くの大企業支援で得た知見から、過去の成功体験への過度な依存が意思決定を硬直化させる「サクセストラップ」の構造を解説し、その克服にはエグゼクティブ自身の自己変革が起点になると述べています。

インタビューでは、戦略コンサルティングとエグゼクティブコーチングを一体で設計する「コンサルティング×エグゼクティブコーチング」統合アプローチを紹介。個人の成長支援にとどまらず、自己肯定感を高めることで組織全体の心理的安全性と挑戦行動を促し、「変革体質」をつくるプロセスを具体的に論じています。さらに、コーチングを単発セッションではなく、プロジェクトとして設計する「コーチングアーキテクチャ」の考え方も提示しています。

今後は、不確実性が一段と高まるなかで、こうした統合アプローチを取り入れる企業がどこまで増えるかが、日本企業のイノベーション力と次世代リーダー層の厚みを左右するとみられます。

【メディア情報】

DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー 2026年1月号

特集「次世代リーダー育成の要諦 不確実性を強みに変える組織開発の実践」

【関連情報:動画コンテンツ】

【詳説】“個人支援”を超える〈組織コンサル型〉エグゼクティブコーチング

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https://www.youtube.com/watch?v=48fbkV3ecVU

source: PR TIMES

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